眼科・形成外科・皮膚科

当院では、QスイッチYAGレーザーを使用してシミの治療を行っております。
短時間にレーザー光線を照射することにより、メラニン色素を破壊してシミを治療します。しみにもいろいろな種類のシミがあります。老人性色素斑、雀卵斑（そばかす）、老人性いぼ、色素性母斑（ほくろ）太田母斑などが代表的なものです。Qスイッチレーザーは、主に老人性色素斑に有効な治療法です。レーザー照射後にテープで保護しないといけませんが、切れ味の良い方法です。一時的に照射後の色素沈着が起こることもありますが数ヶ月で消退します。
来院される患者さんの顔には、いろいろな種類のシミが混在しておりますので、よく吟味してレーザー照射をしております。

ヒアルロン酸注射をしわやくぼんだ所に注入することでしわや凹んだところを隆起させてしわを目立たなくさせます。即効性があり注入直後からしわが目立たなくなったことが実感できる注射です。コラーゲン注射と違いアレルギー反応が起きづらく比較的安全に施術を行うことができます。欠点は徐々に体に吸収されて6か月くらいで効果がなくなってしまうことです。すぐに効果を実感されたい方には適した施術です。

*法令線のしわの改善には、2本必要です。

A型ボツリヌス製剤であるボトックスビスタは、 2009年に眉間の表情皺の効能効果として承認されました。国内で唯一販売承認を取得しているA型ボツリヌス毒素製剤です。作用機序として眉間の表情皺にボトックス注射をすることで筋肉の収縮を抑制し表情皺を改善させます。効果持続期間は3―4ヶ月です。本剤は2014年現在、世界各国で表情じわを始めとするしわの治療へ適応を取得しています。世界で1,100万人以上の人がボトックス注射によるしわ治療を受けています。

表情じわの原因となる緊張したお顔の筋肉をボツリヌス治療によってリラックスさせることにより、表情じわを改善します。

PRP療法とは、血液から血小板の濃縮液（PRP）を作り、シワがあるところに注射することで、コラーゲンを再生させしわを目立たなくさせる再生医療の1つです。自分の潜在的に持っている肌の再生能力を利用した若返り療法です。血小板の中にはさまざまな成長因子があり、組織の修復を担い組織の再生を行います。これを肌に注入することで、老化や紫外線などのダメージを受けている組織の修復を効率的に行います。ヒアルロン酸・コラーゲン注射やボトックス注射のような即効性はありませんが、4−6か月おきに注射をすることで安全にしわの治療を行うことができます。細かいしわやヒアルロン酸が打ちづらい場所に施術することが可能です。ヒアルロン酸やボットックス注射、手術、レーザーに抵抗のある方は良い方法だと考えます。

*2本使用で、法令線・目の下・眉間に施術が可能です。

一般に年を重ねるにしたがって、全身の機能が低下していきます。これは1つの器官の機能が低下している状態とは異なるため、単一の効果を期待して研究開発された薬剤によっては治療することはきません。プラセンタは多数の生理活性物質が自然のままの状態で混和しているため、全身の器官の低下を補う力を持っています。老化の大きな特徴は全身の細胞数の減少です。様々な細胞増殖因子を合成・分泌して胎児を育むプラセンタは新しい細胞作って動かした身体を細胞レベルで若返らせます。美白やコラーゲンの生成促進など美肌作用を期待できます。

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